【学生】願書の書き方【郵送】

20190903 職業紹介

願書の準備

 入学試験や資格試験、奨学金申請など、願書を書かなければならない機会は一生の中でそれなりに多いです。願書は、申請先の団体の事務局が近くにあれば直接持ち込んで提出することができますが、それ以外のケースでは封筒に書類を入れて事務局に郵送する方法をとるのが一般的です。はじめて自分自身で願書を書くことになるときに悩むのは、なんといっても「書き方」です。問題なく応募先に提出するためには、どのような書き方をすれば良いのでしょうか。

 まず、必要書類を入れる封筒が必要な場合は、角型2号とよばれるサイズのものを用意しましょう。提出が必要な紙のサイズは多くがA4であり、角型2号は紙を折らず入れることができ、かつ必要以上に大きいサイズではないからです。封筒には、郵便番号・宛先・宛名・差出人の氏名や住所などを書き、表面の左上に切手を貼れば良いですが、宛名の後ろには「御中」と書き入れることを忘れないようにします。普段ハガキや手紙を郵送するときに使う「様」は、相手が個人のときに使うのが原則であり、会社や特定の部署に提出するときにはあまり用いません。

願書の書き方

 願書については、取り寄せた書類の中に書き方の見本がわかりやすく解説された書類が同封されていることが多く、基本的にはそれに従って記入していけば問題ありません。記入欄において注意しなければならない点について述べると、まず連絡先は固定電話でも携帯電話でもどちらでも構いませんが、相手からの電話を必ず受けられる方を選びます。学校や会社、学部学科の名称を書き入れる欄がある場合は、略称をつかわずに正式なものを使用し、名称が長い場合は2行で書けるように工夫しましょう。また、押印に使用するハンコは実印や認印といった朱肉をつけて押すものを使用しなければならず、インク式のものは不可とされているケースがほとんどです。もし自宅に適当な印鑑が無ければ、最寄りのハンコ屋を行くか、通販サイトから注文して手に入れておきましょう。

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 作成する願書が入学試験や奨学金申請のものである場合、大抵書面には志望理由の記載欄が設けられています。多くの学生はこの志望理由の文章を考えるのに特に多くの時間をかけます。

 文章の組み立て方に正解はありませんが、最初に結論を兼ねて入学先で何がしたいのか書き、そのあとに志願するようになった経緯や理由を具体的に書き記し、最後にまとめを書くという方法をとると書きやすくて読みやすいです。
文字数は志望先の学校から指定されることが多いですが、何も指示がない場合は記入欄の大きさに応じて400~800字程度の内容になるように文章を考えると良いでしょう。

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